介護老人福祉施設(特養)とは

介護老人福祉施設(特養とは)特別養護老人ホームのことをいいます。さらに特別養護老人ホームとは、指定介護老人福祉施設で、介護保険によるサービスを行うために都道府県知事の指定を受けた、入所定員が30人以上の施設となります。

事業主の母体は地方自治体か社会福祉法人のどちらかです。入所の対象者は、身体上または精神上に障害があるため、常時介護を必要とするために、在宅での介護が困難な場合の要介護認定を受けている人です。要支援の人は入所できません。要介護1以上の人より入所が可能な施設です。 入所者は、食事、排泄、入浴等の日常生活面での世話や、機能訓練などを受けることができます。

日常的な世話は介護職員がメインで行っています。医師も常駐していますが、休日や夜間はいない場合があります。健康や療養上の管理を主に行っていて治療などの医療的な行為は行っていません。もし入所者が病気になったりした場合には、提携をしている病院や、外部の病院に通院や入院をして治療を受けることになりますので、比較的病状が安定している人が入所の対象になります。

特別養護老人ホームは、介護保険施設の中でも比較的安価で入所することができます。入所期間も特に定められていませんので、病状が悪化しない限りは終身入所できる施設ということもあり、入所を申し込みをしている待機者がもっとも多いといわれています。地方にもよるようですが、多いところでは一つの施設に300人前後の待機者がいるとこともあるようです。

特別養護老人ホームの居室のタイプには、多床室といった「多床型」と「ユニット型」があります。 これまでは1室に何人かが同居をする「多床型」が中心でしたが、最近では個室を共有スペースを設ける「ユニット型」が増えている傾向にあります。

新しい取り組みとして、平成18年に始まったサービスに、「在宅・入所相互利用」というものがあります。これは、入所と在宅生活を繰り返すもので、一度の入所期間は最長で3ヶ月と決められています。特別養護老人ホームの一室を「在宅・入所相互利用」専用とし、数人の要介護者が期間を決めて計画的に利用できるようにしています。